Round.3 Bahrain GP
非常に失望に満ちたレースだった。
McLaren Mercedes は全く精彩がなかった。
そして、ドライバーズ、コンストラクターズ の両方のアドバンテージを失った。
今回の McLaren を見ていて、上位 2チームに全くついていけない姿に 2006年シーズンを見ているような錯覚を覚えた。
L.ハミルトンは金曜日から全く精彩の欠いたレースウィークだったし、
H.コバライネンはポイントこそとったものの、速さが全く感じられなかった。
次のバルセロナは McLaren が伝統的に得意なコース。新パーツ投入の効果もあわせて期待したい。
そして、もう一つ。
BMW Sauber F1 の競争力が完全に Ferrari, McLaren・Mercedes に追いついたこと。
スタート時の燃料搭載量は、予想されたとおり Ferrari や McLaren・Mercedes よりも少なかったが、
レースを通じて、大きく Ferrari 勢に引き離されることが無かったのを考えると、
レースペースも十分な速さになってきたということだろう。
とはいえ、予選やレースのセクタータイムなどの絶対的な速さでは、トップ2 に届いていない現状を考えると、
初勝利はまだ当分先のような気がする。
モナコやカナダのような 幸運を味方にする必要があるサーキットでは可能性があるかもしれない。