Rd.7 U.S. GP
今回のレースは順当なレースだったといえるだろう。
現時点で最速のマシンをもつマクラーレン・メルセデスの2台が予選でもレースでも1-2を手にいれ、次のポジションにいるフェラーリが3-4フィニッシュを決めた。
アロンソとハミルトンの件は、アロンソが冷静にチームワークを優先して引いたのか、ハミルトンの対応が見事だったのか…。どちらにせよ、チャンピオンシップのリードを広げてみせた。今回、ファステストラップをライコネンが刻んでいるように、まだまだフェラーリを甘く見てはいけないが、このまま順当に進めば、チャンピオンシップはマクラーレン・メルセデスのドライバー同士で行われるだろう。
今回のレースで興味深かったのは、これまで酷評されてきたコバライネンがカナダに続いて、ルノーにとって望みうる最高の結果を手にしたことと、ベッテルが見事に初レースで初ポイントを上げたことだろう。