Rd.1 Australian GP

今シーズンの開幕戦は、例年になく波乱の少ないレースだったと思う。予選こそマッサがギアボックストラブルでQ2で脱落したり、佐藤琢磨が予想外に奮闘してQ3まで残ったりしたが、レースはオーバーテイクも少なくチームの差が拮抗しているのが感じられた。

前評判どおり、フェラーリマクラーレンがトップにいて、若干フェラーリにアドバンテージがある。今回のレースもスタート時にアロンソハイドフェルドとハミルトンに抜かれなかったとしても、ライコネンの1分26秒台の安定したペースには勝てなかっただろう。それを考えるとアロンソ・ハミルトンの2-3フィニッシュは望みうる最大の結果だと思う。
これは、ハイドフェルドフィジケラにもいえるだろう。ルノーBMWザウバーがトップ2チームにかなわない以上、4位と5位の結果を受け入れざるを得ないだろう。
意外だったのがウィリアムズ。予選で2台ともQ2で脱落した時点で今回は結果を期待できないと思ったのだが、ロズベルグががんばって7位に入ったのは意外だった。

あとは、個人的に去年までマクラーレンのドライバーだったライコネンがタイムシートのトップに来ても何も感じなくなっていた。まだアロンソやハミルトンに100%の情熱を傾けるのはできないけど。。
アロンソが本領発揮し始めたら100%になるんじゃないかな。