Rd 15. Italian GP
今回のレースはM.シューマッハのためレースだった。
自身の去就問題とチャンピオンシップ争いで、注目とプレッシャーの中のレースウィーク。
しかも、フェラーリのホームレースで、イタリアの伝統の地モンツァ。
予選ではアロンソと一触即発の駆け引きの末に、アロンソはタイヤバーストからマシンにダメージを負い、さらにはペナルティで自滅に追い込まれた。
レースでもライコネンから最初のピットストップで追い抜くと、後は完全に独走でフィニッシュして、最後のフェラーリのホームレースで有終の美。
そして、レース後の優勝会見で、引退会見。
…思い返せばほかにも出来事はあった。ライコネンの予選での切れっぷりは素晴らしかったし、クビサの若さあふれるレースも素晴らしかった。あと、アロンソがチャンピオンシップの重要な局面でエンジンブローに終わったこととか。
けれど、M.シューマッハの引退とライコネンがフェラーリに移籍することがモンツァでの全てだった。
ライコネンについては、去年あたりからフェラーリ移籍の話は出ていて、ニューイの件もあって「火のないところに煙は立たない」というくらいだから、今回はヤバイなぁ…と思ってたけど、とうとうフェラーリに…といったところ。
ハッキネンから長い間続いてきたマクラーレン x フライングフィンという組み合わせも今年限りと思うと、非常に寂しい。
しかも、90年代後半から常にマクラーレンのライバルだったフェラーリによりによって移籍するのは…。
まだルノーのほうがマシだった。ライコネンが青いマシンっていうのはイメージわかないけど。
でも、2003年/2005年とチャンピオンシップを争いながらマクラーレンはライコネンをチャンピオンに出来なかった。
2003年はマシンの性能が足りなかった。
2005年は信頼性(とチームメートのサポート)が足りなかった。
ライコネンがフェラーリを選択したのは、くやしいけど理解できる。。
来年は誰を応援しようかと思う。
たぶん、ライコネンはないと思う。
アロンソにはそのうち慣れるんだろうけど、時間がかかりそうだ。
クビサはマクラーレンのドライバーじゃないから、2番目くらいに応援しそう。
やっぱハミルトンかなぁ…って思う。
まだ、来シーズンデビューするか決まってないけど。
今回のレース見てもデラロサはないなと思った。
そのデラロサの代役にもならないパフェットは、まだまだなんだろうと思う。
そうすると、けっきょくハミルトン。
今シーズンのレース出場はないけど、オフシーズンならロン・デニスが明言してる数千キロのテスト走行もできることだし。
M.シューマッハの思い出は、ブラジルのあとに書こうと思う。残り3レースあるし。