Toyota TF106 発表

http://www.toyota-f1.com/public/jp/news/20051128.html

パナソニックトヨタ・レーシングは、2006年シーズンへ向けて開発された新型“TF106”を、他チームに先駆け、いち早くシェイクダウンする。11月29日(火)からスペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで4日間に渡って行われるF1合同テストでシェイクダウンを行うもので、来シーズンへ向けた準備を開始する予定。

トヨタは今シーズンも、他チームより速いタイミングでニューマシンをデビューさせて、徹底的に走り込みを行って、早い時期に熟成させることが出来たことが今シーズン序盤の快進撃につながった。

今シーズンのラスト2戦で改良型シャシーを持ち込んだりしていたので、かなり早い段階で、来シーズン向けの開発に軸足を移していた結果がこのタイミングでのニューマシンということなのだろう。

ただ、開幕まで3ヶ月以上あるのを考えると、V8エンジンの開発を重視しているようにも思えるし、開幕までにTF106に大きく手を加えることを前提にデビューさせたようにも思える。

後者については、タイヤがミシュランからブリヂストンに変更したことで、足回りのジオメトリ変更が発生することは容易に考えられる。

あと、見た目が今シーズンのTF105とさほど変わっていない。空力面はこれからか。

レギュレーションやタイヤの変更がどう出るのか、明日以降のテスト結果に注目したい。