Open Source Conference 2009 Tokyo/Spring
今週開催されている Open Source Conference 2009 Tokyo/Spring に 金曜日にいってきた。
以前から、イベントの存在は知っていたけど 今まで行けずじまいだったのと、最近インフラ系の引き合いが多いので、勇気を振り絞って(っていうほどでもないが)、今回は行くことにした。
以下は簡単な感想。
仮想化環境の設計手法
仮想化マイグレーションについて。マシン数はコア数x2までとか、60%ルールとか。そして ボトルネックはI/Oと。
サーバレベルで考えると リソースプール上で管理する限り ライブマイグレーションとかで冗長性が保障されるから、ハードを "+1" しとく必要ないといっていたけど、ブレードのエンクロージャが㌧じゃったときとか、どうするのかと思う。エンクロージャ単位で 1台ダウンしても、リソースが不足しないようにハード用意するのはかなり無駄な気もするし。
Hinemos ver.3のご紹介
Hinemos についてのおさらい。徐々に 商用路線にベクトルが向きつつあるのが気になる。
ZABBIX/ZABICOM
大規模向け Nagios といったところか。
pl/proxy, pgbouncerの評価に関して
pl/proxy でパーティションができるのは面白いけど、ステートメントにproxy制御する文面をつけるのは、パンピーに開発させるには難しいかも。玄人志向なツールですな。
pgbouncer はプーリング。Javaとかだと APサーバがコネクションプーリングしてくれるから、あまりつかわなそうな。LL とか ネイティブ向けか。
DNSキャッシュサーバUnboundの紹介
かなりの時間 DNSキャッシュ汚染について説明してくれて、UDPやBINDのイケてなさがよくわかった。
DNSコンテンツは NSD, キャッシュは Unbound という方向性で。
エディタ/開発環境大集合
vi とか Emacs 系の人が来て、ディープな話でもするかと思いきや、パネラーは、Eclipse と NetBeans というかなり内輪な展開にww。
NetBeansは Mavenサポートと最初からIDE連携設定されたGlassfishやらTomcatがついてくるよと。個人的には NetBeans / Eclipse の宗教戦争を Java業界中心にやってるくらいなら、共通のプラグインのI/Fでもつくって車輪の再発明をやめるべきと思う。
最近注目されている Mono/Moonlight とかは ユーザ層広げる格好のターゲットになるだろうし。
その他1
かなり自重したつもりだけど、少しコミュニティのとこ行ったり、セッションに出たりしたら カバンがパンパンになるくらいノベルティもらった。