Rd.5 Monaco GP
今年のモナコGPは素晴らしいレースだった。ハミルトンの念願だったモナコ制覇は来年以降へおあずけになったが、素晴らしいパフォーマンスだった。
予選では、アロンソとハミルトンの2人だけが異次元の速さでポール争いのほかにも、V.リウッツィのパフォーマンスが印象的だった。
レースで健闘したチームメートのS.スピードを1.5秒近く引き離したパフォーマンスは素晴らしいものだった。
レースではマクラーレン・メルセデスが圧倒的なペースで、リタイヤが少なかったにもかかわらずマッサ以外のすべての他チームのマシンをラップダウンにするほどのワンサイドゲームだったわけだが、その中においてもアロンソとハミルトンの争いは非常に見ごたえがあるものだった。
それに比べると、フェラーリやBMWザウバー、トヨタ、ホンダはまったくパッとしなかった。健闘していたのは、見事に1ストップ作成を成功させ9位に入ったS.スピード。あとはきっちりと結果を出した、フィジケラとブルツだろう。
そして、チャンピオンシップはどうなっていくだろうか。マクラーレン・メルセデスとフェラーリの2チームの誰かになることはまず間違いないだろう。
ただ、ライコネンはこの時点で15ポイント差をつけられ、またここ数戦マッサにレースパフォーマンスで劣っていることを考えると、苦しくなった気がする。
ハミルトンは…どうだろう。速さは十分にあると思う。