Rd.1 Bahrain GP

レギュレーションが大きく変わった2006年シーズンの開幕戦、バーレーンGPは若きチャンピオンが制した。

K.ライコネンが予選でのトラブルで最後尾グリッドからのスタートになったことで、

実質的な優勝争いはF.アロンソとM.シューマッハの2人に絞られていたといえると思う。

最終的には、ルノーの戦略勝ちとなったが、フェラーリルノーはほぼ互角だったと思うし、

K.ライコネンの追い上げぶりを見ると、マクラーレンメルセデスも十分戦える競争力があることがわかった。

今年は2003年シーズン以来の、三つ巴のチャンピオン争いになると思う。


あとは、N.ロズベルグ。ルーキーでありながら、このレースのファステスト・ラップを刻み、

D.クルサードとC.クリエンを見事オーバーテイクして、7位入賞してみせた彼の実力はタダモノではない。

まだ、ウィリアムズ・コスワースのパフォーマンスが安定していないので、チャンピオンシップは難しいと思うけど、

サーキットとマッチすれば、彼らにも優勝するチャンスはあると思った。

N.ロズベルグには注目していきたい。


スーパーアグリF1は、初レースで佐藤琢磨が完走できたことで、合格点だと思う。

何度もトラブルはあったみたいだけど、既存チームの買収とかではなくて、

新規で立ち上げたチームなのだから、仕方のないこと。

パフォーマンスは抜きにしても、一歩一歩進んでいってほしいと思う。

来週のセパンでその経験が出てくることを期待したい。