マーケティング 2.0
2007年になった今となっては、この本のタイトルは"イケてない"類に入ると思うんだけど、内容はなかなか面白かった。
本を読んでいるというより、ライターの人のブログを読んだり C-net Japanの記事を読んでいるような感じ。
文章を書いているのは、一線で活躍しているマーケッターの人だったり、企業のマーケティング担当の人だったり、Life is beautifulの中の人だったり、 SkypeやSix Apartの中の人だったりするので、企業側、プロデュース側、テクノロジー側といったように複数の視点で語られているのは興味深かった。
あと文書中に何度も出てきた AIDMA / AISAS / AISCEAS。
- AISAS : Web(+ SearchEngine)ベースによる購買プロセスモデル
- Attension
- Interest
- Search
- Action
- Share
結構有名な消費者行動モデルらしい。初めて知りました。。(反省)
こういう現実を味わうと、いくら本業ではないとはいえ、まだまだ自分のアンテナは狭いなぁとか思う。
あとよく出ていたのは、現代のAISAS / AISCEAS モデルの場合、企業のサイトは消費者が商品に関する正確な情報へアプローチするために重要な役割であると。
前から思ってたんだけど、うちの会社のサイトは上記の役割を果たせていないような。。いくら B2C をしていないとはいえ、パンフレットと同等のスペック表と事例集ばかり載せるのはどうかと思ったりする。
ハードウェアだったら、ホワイトペーパーとかベンチマーク結果とか、システム構成表くらいあってもいいのにと思うけど。